構内作業

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日本の工業製品の源泉となる鉄
製鉄所構内で鉄原料の港湾荷役を専門とするプロ集団

すべての工業製品にとってなくはならいものが鉄。その鉄の原料となるのが鉄鉱石や石炭などの天然資源です。日本はこれらの天然資源をほぼ100%海外に依存してるため、海外から巨大な専用船で日本へ運ばれてきます。そして、製鉄所構内で製鉄原料の港湾荷役を専門とするプロフェッショナル達が、工業立国日本を支える最前線で今日も活躍しています。

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  • 巨大専用船荷役
鉄の原料となる鉄鉱石は、総トン数20万トン全長300mにもおよぶことがある巨大な専用輸送船で、海外から日本に運ばれてきます。この大型船の船揚作業は、交替制による24時間体制で行なわれ、すべての船揚作業に3日以上かかることもあります。
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  • 専用荷役機械による船揚げ作業
船揚作業はアンローダーと呼ばれる専用の大型荷役機械を使用して行ないます。このアンローダーによって船揚された製鉄原料はベルトコンベアで原料ストックヤードへ運ばれます。
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  • バックドーザによる底浚作業
船底が近づくと、バックドーザーによって底浚作業が行なわれます。狭い船内を正確にバックドーザを操縦するテクニックは、オペーレータの腕の見せ所です。
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  • 岸壁からみた船揚作業

原料専用岸壁に着岸中の専用船。天然資源に乏しい日本にとって、まさに生命線といえます。

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  • 待機するバックドーザ

底浚作業に使用されるバックドザー。前進時よりも後退時により大きな力が発揮される特殊な仕様になっています。